── ゆらぎの湖畔にて
ハルシュタットを描く理由
2012年春、初めて訪れたハルシュタットの静けさに、私は心をゆだね、スケッチブックを開いた。ペン先がとらえたのは、湖と街がたたえる揺るぎない調和――しかし、それは決して一度きりの風景ではなかった。
今、改めてこの場所を油彩で描くのは、当時の“観測”を再び確かめ、別の時間軸に置き直す試みでもある。量子の粒子が観測によって姿を変えるように、私たちが見る風景も、記憶と感情というフィルターを通じて、異なる像を結び直す。
ハルシュタットという世界遺産は、ただそこに在るだけでなく、私の中で常に“なりつつある風景”として存在している。絵画とは、そうした存在の揺らぎを、キャンバスという平面にそっと定着させる営みだ。
この作品には、旅と時間、記憶と観測が織りなす“多世界の断片”が重なっている。
─ World Heritage Art ─
松田光一は、世界遺産の美しさと歴史を絵画で表現し、その価値を新たな視点で伝えます。目標は作品が世界遺産に収蔵され、訪れる人々に新たな体験を提供することです。
─ KOICHI MATSUDA ─
松田光一 和歌山県出身の画家。大阪芸術大学卒。
世界遺産の美しさと精神を絵画として表現する。モチーフの奥にある物語や文化の深層を描き、作品を通じて世界遺産の価値を次世代へ伝えていく。技法はデジタル、アクリル、オイルなど様々。
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Hallstatt-Dachstein /
Salzkammergut Cultural Landscape(Austria)
ハルシュタット=ダッハシュタイン/ザルツカンマーグートの文化的景観(オーストリア共和国)
オーストリア・アルプスに抱かれた湖畔の町ハルシュタットは、風光明媚な景観と先史時代からの岩塩採掘の歴史で知られます。紀元前から人が定住し、「ハルシュタット文化」と呼ばれるヨーロッパ初期の鉄器文明の名の由来にもなっています。木造家屋が並ぶ街並みと、鏡のような湖面が調和するその姿は「世界一美しい湖畔の町」とも称され、文化遺産として高く評価されています。

Photo by Koichi Matsuda





