2004年に登録された世界遺産より
第28回世界遺産委員会は、2004年6月28日から7月7日にかけて中国の蘇州で開催されました。この会合では、29件の文化遺産と5件の自然遺産が新規に登録され、世界遺産の総数は788件となりました。
チャンパネール・
パーヴァガドゥ遺跡公園
インド共和国
チャトラパティ・
シヴァージー・ターミナス駅
インド共和国
スマトラの熱帯雨林遺産
インドネシア共和国
ヴァールベリのグリメトン無線局
スウェーデン王国
コソヴォの中世建造物群
セルビア共和国
イルリサット・
アイスフィヨルド
デンマーク王国
2024
ムスカウ公園/ムジャクフ公園
ドイツ連邦共和国_ ポーランド共和国
クタマク、バタマリバ人の土地
トーゴ共和国
ヴェガエイヤン :
ヴェガ群島
ノルウェー王国
ピーコ島のブドウ栽培の景観
ポルトガル共和国
アスキア墳墓
マリ共和国
ルイス・バラガン邸と仕事場
メキシコ合衆国
ケルナヴェ古代遺跡
(ケルナヴェ文化保護区)
リトアニア共和国
ノヴォデーヴィチー修道院
ロシア連邦
ウランゲリ島保護区の
自然生態系
ロシア連邦
リヴァプール海商都市
英国(グレートブリテン、
北アイルランド連合王国)
古代高句麗(コグリ)王国の
首都と古墳群
中華人民共和国
ケープ植物区保護地域群
南アフリカ共和国
王立展示館と
カールトン庭園
オーストラリア連邦
タムガリの考古的景観
にある岩絵群
カザフスタン共和国
バムとその文化的景観
イラン・イスラム共和国
ピトンズ・マネジメント・
エリア
セントルシア
マドリウ・パラフィタ・
クラロー渓谷
アンドラ公国
シングヴェトリル国立公園
アイスランド共和国
オルホン渓谷の文化的景観 モンゴル国
ウム・アル‐ラサス
(キャストロ・メファ)
ヨルダン・ハシェミット王国
高句麗古墳群
北朝鮮
(朝鮮民主主義人民共和国)
マサガン(アル・ジャジーダ)の
ポルトガル都市
モロッコ王国
オルチア渓谷
イタリア共和国
チェルヴェテリとタルクィニアの
エトルリア古代古墳群
イタリア共和国
紀伊山地の
霊場と参詣道
日本国
パサルガダエ
イラン・イスラム共和国
Bosnia and Herzegovina
ボスニア・ヘルツェゴビナ南部のラヴノに位置する洞窟。この洞窟は、ヨーロッパで最も重要なカルスト地形の一つであり、全長約6.7kmの地下通路を持つ壮大な自然遺産です。洞窟内には、珍しい鍾乳石や地下湖、古代の動物の化石が見られます。また、特に固有種の生息地として知られ、プロテウス・アンギニス(オルム)などの希少な地下生物が確認されています。自然科学や生物多様性の研究においても重要な場所です。
ケニアの海岸沿いに位置するスワヒリ文化の重要な遺産です。ゲディは13世紀から17世紀にかけて繁栄した交易都市で、モスク、宮殿、住宅跡などの遺構が発見されています。特に、珊瑚石を使った建築技術や、インド洋交易を通じた文化的交流を示す陶器やガラス製品が注目されています。この遺跡は、スワヒリ文明の都市計画や生活様式を理解する上で貴重な証拠を提供しています。