2017年に登録された世界遺産より

2017年に登録された世界遺産より

第41回世界遺産委員会は2017年7月2日から12日までクラクフ(ポーランド)で開催された。文化遺産18件、自然遺産3件、複合遺産0件が新規に登録され、世界遺産の総数は1,073件となった。新規に世界遺産保有国となったのは、アンゴラとエリトリアである。「バグラティ大聖堂とゲラティ修道院」(ジョージア)からバグラティ大聖堂が除去され、「ゲラティ修道院」となった。構成資産の抹消は異例のことである。危機遺産リストからは、このゲラティ修道院と、シミエン国立公園(エチオピア)、コモエ国立公園(コートジボワール)が除外された。その一方、ウィーン歴史地区(オーストリア)、ヘブロン(アル=ハリール)旧市街(パレスチナ)が加えられ、危機遺産の総数は前年に比べて1減の54件となった。[wikipedia]