2000年に登録された世界遺産より
第24回世界遺産委員会は、2000年11月27日から12月2日にかけてケアンズ(オーストラリア)で開催された。文化遺産50件、自然遺産10件、複合遺産1件が新規に登録されたが、シャンボールの城と領地(1981年登録)が新規物件のシュリー=シュル=ロワールからシャロンヌまでのロワール渓谷の一部とされたため、世界遺産の総数は690件となった(Category:2000年登録の世界遺産も参照のこと)。一度の世界遺産委員会で60件以上が新規登録されたのは、第24回が唯一である。新規登録物件には、開催国オーストラリアの世界遺産であるグレーター・ブルー・マウンテンズ地域が含まれる。危機遺産リストには、古都ザビード(イエメン)、ラホール城とシャーラマール庭園(パキスタン)の2件が新規登録され、ジュッジ鳥類国立公園が再登録された。この結果、危機遺産の総数は30件に達した[wikipedia]。