1999年に登録された世界遺産より
第23回世界遺産委員会は、1999年11月29日から12月4日にかけてに開催された。開催地は1985年に旧市街が世界遺産リストに加えられているマラケシュ(モロッコ)である。文化遺産35件、自然遺産11件、複合遺産2件が新規に登録され、世界遺産の総数は630件となった(Category:1999年登録の世界遺産も参照のこと)。ルウェンゾリ山地国立公園(ウガンダ)、サロンガ国立公園(コンゴ民主共和国)、イグアス国立公園(ブラジル)、ハンピの建造物群(インド)が危機遺産リストに登録され、その総数は27件となった。なお、サロンガ国立公園の危機遺産リスト登録によって、コンゴ民主共和国の世界遺産は5件全てが危機遺産という状況に陥った[wikipedia]。