韮山反射炉(伊豆長岡)
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三菱造船関連施設(長崎市)
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軍艦島(長崎県)
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Photo : Koichi Matsuda© iPhone 6
The Modern Industrial Heritage Sites in Kyushu and Yamaguchi (Japan)
九州・山口の近代化産業遺産群(日本国)
九州・山口の近代化産業遺産群(きゅうしゅう・やまぐちのきんだいかさんぎょういさんぐん)は、2009年にユネスコの世界遺産(文化遺産)暫定リストに記載された九州・山口地方にある近代化遺産、産業遺産の総称であった。当初の正式な名称は「九州・山口の近代化産業遺産群-非西洋世界における近代化の先駆け-」であったが、2013年の構成資産見直しの結果、山口・福岡・佐賀・長崎・熊本・鹿児島・岩手・静岡の8県に点在することとなり、「明治日本の産業革命遺産 九州・山口と関連地域」の名称で推薦書が世界遺産センターに提出された。これに対し、世界遺産委員会の諮問機関のひとつであるイコモスは「登録」を勧告するとともに、登録名は「明治日本の産業革命遺産 製鉄・鉄鋼、造船、石炭産業」に変更するすることを求めた。実際の登録名は世界遺産委員会審議の結果確定する。西洋から非西洋世界への技術移転と日本の伝統文化を融合させ、1850年代から1910年までに急速な発展をとげた炭鉱、鉄鋼業、造船業に関する文化遺産であり、稼働遺産を含む資産の世界遺産への推薦は日本では初めてである。
出典:WIKIPEDIA